NASM-pes取得!理学療法士から見た感想!
以前から勉強していたNASM-pesという資格に本日合格しました!
そこで今回はNASMの紹介と実際に受けてみての感想を書きたいと思います。
NASM-PESとは
NASM-PESのNASMは全米スポーツ医学協会(National Academy of Sports Medicine)の略称でスポーツ医学のエビデンスに基づいたプログラムを提供しています。
また、PESはパーフォーマンス向上のスペシャリスト(Performance Enhancement Specialist)の略称でスポーツ選手のリハビリテーションからパフォーマンスアップに必要となる知識をつけることが出来ます。
NASMは他のトレーナー系の資格に比べると外傷予防の面が強く、アスリートはもちろん高齢者への運動指導としても使える知識を習得できると言われています。
この点が理学療法士の知識と通じるところがあると考えたため、今回この資格を選択しました。
資格の取得方法
資格自体はアメリカで発行しているものですが、日本ではR-bodyという会社が代理店をしておりオンラインでの学習と試験を受けることで資格を取得することが出来ます。
学習の仕方は専用の動画と日本語資料、英語の参考書で行うことになります。僕みたいに英語ができない人は動画と日本語資料で学習を行うことになります。
動画学習は16章20時間程度、試験は100点満点で70点が合格点でした。詳しい内容は↓のサイトを参考にしてみてください!
学習時間と勉強法
実際に僕が資格取得までにかかった期間は4か月ほどです。
1日の学習時間は平均で30分程度です。2時間やる日もあれば全くやらない日もありました。1人で学習していたので結構途切れ途切れでした。
動画を1回りみて、練習問題をひと通りやって試験をやったら受かりました。ただ、定着してるかは怪しいので、その後見直しをしました。
試験自体は3回まで挑戦できます。
資格を取得してみて
解剖・運動学
この点はあまり新しい知識は少なかったです。運動連鎖やジョイントサポートシステム(筋膜みたいな感じ)、運動学習理論などが説明されています。運動学習理論は比較的しっかり書いてありましたが、他は触り程度です。
トレーニングのやり方
心肺持久力、コア、バランス、プライオメトリック、SAQ、レジスタンスなどに分かれて紹介されており、数値化されている点も多々あったので参考になりました。
特にトレーニング全体を通してOPTモデル(Optimum Performance Training)という段階付けを通してレベルを上げていくことが述べられています。
また、心肺持久力ではトレーニングゾーンの説明があり、スポーツにかかわる人は知っておくべき知識も多々ありました。下の記事も参考にしてみてください!
その他
栄養学や、エルゴジェニックエイド、パフォーマンス心理学などの記載もありました。こちらもあまり内容は多くはなかったですが、知らない知識も多く勉強になりました。
全体を通して
学習をしてみての感想としてはだいたい6割程度は理学療法士の国家試験に受かっている人なら知っているような生理学や運動学、解剖学の内容で、残りの4割がトレーニングの知識なのかなと思いました。
新しい知識が多いというよりはすでに理学療法士として学んだ知識をどうトレーニングに活かしていくのかという事がわかった気がします。
反対にトレーナーとして働いている方にとっては生理学などの細かい知識が学べると思います。
ただし、動画と日本語資料だけでは説明が少ない場所もあるのでそこに関しては適宜調べていく必要があると思いました。(参考書の日本語版が出てくれればいいのですが。。)
あとがき
こんな感じでした!学習期間としては休み休み3か月ほどで合格しました。まだわかってないことも多いので今後も学習をしていきます。
またこのブログ内でも学んだ内容を上げていくので見てみてください!以上です!
こんな記事も書いてます!