大人のセルフケア!テーピング療法!

「腰が痛いけど、病院に行けない」

「ちょっと手首が痛いけどまだ大丈夫かな」

こんな方に向けて今回は記事を書いていきます。

 

結論は大人のセルフケアとしてキネシオロジーテーピングは万能です!

 

 

なぜセルフケアでテーピングが大事?

キネシオテープの良いところは貼るだけで効果があるところです。

 

「ちょっと痛いな」、「痛いけど明日も仕事あるしな」といった時に張ることで、痛みが強くなることが防げます。

スポーツ現場や整骨院などで張ってもらうイメージが強いですが、キネシオテープ自体は薬局などで置いていますし、意外にも一人で張れるものも多いのでセルフケアとして使えます。

 

キネシオテーピングとは

キネシオテーピングは1980年にキネシオロジー(運動学)の理論を基にした伸張性テープによるテーピング法です。

他のテープとは違い、人の筋肉に近い伸縮性があるのが特徴です。この特徴によって、皮膚に違和感なく貼りつき、筋膜と筋の間にわずかな隙間を作ることが出来ます。

この隙間があることで、皮下の血流やリンパの流れが良くなり、自然治癒力を高めることが出来ると言われています。

 

キネシオテーピングの効果

主な効果として下の5つがあると言われています。

①筋機能の改善

→過剰な筋の緊張を正常化させることで筋機能を改善につながります。

②血液・リンパ液の循環改善

→皮下に隙間を作ることで血液・リンパ液の循環を改善が期待されます。

③疼痛抑制効果

→皮膚にある感覚受容器に触れることで鎮痛効果が期待されます。

④関節矯正

→筋機能の改善により、筋緊張由来の関節のズレを正常化させる効果が期待されます。

⑤治療効果持続時間の延長

→張っている間は効果があるので治療時間を延ばすことが出来ます。

 

日常生活でキネシオテープを使う利点

部活などでキネシオテープを使ったことがある人はいると思いますが、日常生活では使う人はほとんどいないのではないでしょうか?

でも実は日常生活でこそキネシオテープの効果が発揮できます。

キネシオテープの効果として治療持続時間の延長があります。

 

社会人の約46%がデスクワークと言われています。

人間は長い歴史のほとんどを狩りや採集で生活していたため、現代のような同じ姿勢を続けることには不向きです。肩こりや腰痛で悩む人が多いのも現代の生活と関係しているでしょう。

対策として姿勢を整えるように意識したり、ストレッチをしますが、その場では効果が出ても、長続きしないものです。

 

そんな時にキネシオテープは貼るだけで長い時間効果を持続できので、現代の社会人の支えになることが期待できます。

 

実践例

僕が良く使っているのは↓の親指のテーピングです。今はピアノの練習をしているのでたまに痛くなるのですが、痛いときに張ることで翌日に持ち越さない程度で済んでいます。

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この張り方は次回の記事で書いていきます。

 

まとめ

今回はキネシオテープの紹介をしました。

セルフケアとして万能なものなので「ちょっと痛い」時や「どこかが重い」というときにぜひ貼ってみてもらいたいです

 

僕は日々仕事で患者様をみる中で、病院に来れない忙しい人に出来ることはないのかと考えることがあります。社会人として頑張る人や挑戦する人の役に立つセルフケアとして、色々な情報も伝えていきます!

 

そして、次回は親指のテーピングを紹介していきます!

 

参考文献

キネシオテーピング 日常生活編―そのつらさ「貼るだけ」で改善

キネシオテーピング 日常生活編―そのつらさ「貼るだけ」で改善

 

 

キネシオテーピング®の理論と基本貼付法 著:吉田一也