効果が出る!ストレッチの三か条!
「ストレッチをする事で筋力が落ちる」
このことは最近になってトレーナーの方や一般の方にも伝わってきました。
関節可動域制限があると、当たり前のようにストレッチを指導してきたセラピストもいるかと思います。
今日はこのストレッチと筋力の関係について、僕の意見も含めて書いていきます。
ストレッチをすると筋力が落ちる?
様々な報告はありますが、ストレッチを30秒以上すると筋力は落ちるというのは確実なことと言えるでしょう。
下に参考にした文献を載せます。
短時間の静的ストレッチングが柔軟性および筋出力に及ぼす影響
谷澤 真 1) 飛永 敬志 1) 伊藤 俊一 2)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ptcse/21/1/21_51/_pdf
また、ストレッチの効果とされる筋の伸長性の増加は20秒〜30秒程度と言われています。
この結果を見ると、筋の長さを伸ばそうとしたら筋力は落ちると考えられます。
では、ストレッチはどこで使えば良い?
もちろん、ストレッチには筋の伸長性を向上させる効果があります。
では、ストレッチはどんな時、またはどんな場所に行えば良いでしょうか?
僕なりに考えてることを三か条にしてみました!
ストレッチの三か条
・対象の筋が過剰に使われている場合に行う。
・拮抗筋の筋力低下がある場合に行う。
※拮抗筋とはストレッチの対象となる筋の反対側にある筋のこと。
・運動前は極力避けて、入浴後や寝る前に行う。
色々と調べた中で僕が今気をつけてるのはこんな所でしょうか。基本的にストレッチと拮抗筋の筋力強化はセットで行い、運動様式を変えるようなイメージで行います。
例外としてストレッチをする事で安心感を持つ人には指導をします。安心感で治る人って本当にたくさんいるので(^^;
僕が気をつけてるのはこんな感じです。
他に気をつけている事などがあればコメント欄で教えて下さい!