ピアノを始めるにはいくらかかる? ~電子ピアノを中心に費用と特徴を解説~

「大人になってからピアノを始めたいけど、いくらくらいするのかな?」(。´・ω・)?

 

ピアノに限らず、楽器は高価な買い物になりますよね。

ピアノを始めるときの一つ目の壁が楽器の購入です。

今回はピアノを始めるときにかかる費用と各ピアノの特徴について、僕の経験をもとに初心者の視点で書いていきます。

 

結論は「大人がピアノをはじめるなら電子ピアノ一択」です。

 

ピアノの種類

ピアノには大きく分けて、「グランドピアノ」、「アップライトピアノ」、「電子ピアノ」の3つに分けられます。

 

グランドピアノとは、コンサート会場などで見かける大きいピアノで、弦が水平方向に伸びて作られています。

アップライトピアノとは、家庭などで見られる小さめのピアノです。弦が垂直方向に伸びているためコンパクトに収まっています。

電子ピアノとは、上記二つとは違い、鍵盤を押すことでピアノの音を電子音で再現する仕組みになっています。

 

今回は電子ピアノのメリットとデメリットについて書いていきます。

 

電子ピアノのメリット

1.値段が安い

電子ピアノを買う理由の一番がこれでしょう。

グランドピアノであれば最低でも100万円以上、アップライトピアノでも30~50万円はかかります。

そんな中、電子ピアノであれば2万円台から購入が可能です。

僕の電子ピアノセットはこんな感じです。

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・電子ピアノ    KORG D1                  ¥499,950 

・スピーカー    YAMAHA  HS5             ¥27,540

・ピアノ台        Dicon Aydio KS-020  ¥3,888

・シールド        CANARE GS-6          ¥2,862

 

このピアノにしたのはネットの評判と鍵盤を触った時の質感がこの価格帯の中ではいい感じだったので選びました。

スピーカーは店員さんにおススメされたのを選びました。左右2台がベストですが、現在のところ一台で全く不便していないです。

 シールドはどれでもいいと思いますが、電子ピアノにさすのであれば片方がL字型のものがオススメです!

 

安く抑えようとすれば、新品スピーカー内蔵で3万円程度で収まるのもあります!

 

 2.調律がいらない。

ピアノは打弦楽器といって弦楽器の一種なんですよね。日がたてば弦は緩みますし、音も変わってきます。

そこで調律師を呼んで調律してもらったり、自分で調律したりとか。

お金はかかるし、とても素人に出来るものではないので、調律のいらない電子ピアノを選びたくなりますね。

 

3.音量を調整できる。

住宅地や都会に住んでいる人はこの点で選ぶ人がほとんどじゃないでしょうか?

イヤホンをさせば、全く音の出ない状態で弾けますし、外に響かない程度の小さな音量に調整することも可能です。

僕は実家暮らしなので、音を出しても大丈夫なのですが、ぶっちゃけ練習したての下手くそな音を流したくなくてヘッドホンでやってました。(笑)

 

アップライトピアノでも消音機能をつけることは可能みたいですが、費用が10万くらいかかるそうです。そんな費用出せる家は消音いらないんじゃないかな(._.)

 

4.MIDI&USB接続が出来る。

これもメリットですが、僕は使ってないです。

電子ピアノの音をパソコンに直接入れることが出来るようになります。いわゆるLINE録りです。PC上で曲を作るときなどに使えるようです。

あとは、以前紹介したSimply Pianoなどにつなげて演奏することが出来ます!

 

www.kumapttennis.com

 

電子ピアノのデメリット

電子ピアノとグランドピアノ・アップライトピアノの違いは弾いてみると初心者でもすぐにわかります。ホントに全然違います。

1.強弱がつけづらい

何といってもこれです!

電子ピアノは一定の音の音量が大きいか小さいかの違いなのですが、グランドピアノはたたき方によって響き方が変わります。

グランドピアノの方が小さい音はより小さく響きますし、大きい音もきれいに響きます。ただし、初心者は上手く響かせられないですが。。

 

例えば、ご飯を窯で炊くか炊飯器で炊くかみたいな感じで、扱いづらい分すごくきれいな音がでます。

 

特にクラシックなどを弾きたい方は、スタジオを借りてでもグランドピアノでの練習は必要になると思います。

 

2.押した感触が違う。

電子ピアノはグランドピアノよりもタッチが軽い印象を受けます。

そのため、電子ピアノを弾いた後にグランドピアノを弾くと、音を出すのにより力が必要と感じてしまいます。

 

また、意外かもしれませんが、グランドピアノ・アップライトピアノの鍵盤を押して、実際に打鍵するのは鍵盤の上から7mm程度の場所になります。

ゆっくりと押していくとコツンと止まる場所があるのでその場所です。

この感触はほとんどの電子ピアノが出せていないです。

 

まとめ

これらのデメリットを踏まえても、ほとんどの方が電子ピアノを第一選択にすると思います。そもそも買えないし(笑)

 

僕の通っている音楽教室では、一般の方でも1時間1080円でグランドピアノのあるスタジオを貸してくれます。なので発表会の前は使わせてもらおうと思っています。

グランドピアノで練習したい、本気でクラシックを弾きたいという方も家では電子ピアノ、たまにレンタルスタジオでがっつり練習するという風にやってみても良いのではないでしょうか。

 

今日は以上です!

 

KORG 電子ピアノ D1 88鍵盤

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YAMAHA パワードスタジオモニター HS5(ペア)

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